12月は真珠湾攻撃
今の日本に暮らしていても、この3つの月には戦争のことを考える。
いや、せめてこの3つの月だけでも日本人は紛争や戦争と向き合うべきだろう。
日本では「敵基地攻撃」なんて話も出ている。
8月にはベイルートで大爆発が起きた。
広島の原爆よりも遥かに小さい規模だったけど、衝撃的な映像。
「敵基地攻撃」って、ああ言うことを日本のミサイルが他国に対して仕掛けること....でしょ?
相手国は間違いなく「倍返し」でミサイルを撃ち込んでくる。
日本中が、ベイルートの爆発現場みたいになる....
特攻隊は「勇ましくて日本の美徳」みたいに言われる事が多いけれど、実際は違ったと聞く。
操縦席に無理やり座らせれて....
人間魚雷は、無理やり中に入れられて、外からロックがかけられて....
南方の激戦地では、路上が日本兵の死体で埋め尽くされた。
20歳そこそこで、想いを日本に残したまま散った命。
親が死んでしまった子供たちの命は、栄養失調と病気で見捨てられた。
沖縄の海は自死した人々の遺体と血で赤く染まった。
日本人が行った数々の人体実験....
そんな「本当の戦争の姿」は日本では伝えられる事がない....敗戦と同時に軍部が捨ててしまったから....
「都合が悪いことから目を背け、無かったことにする」日本人の気質が、明治以降から日本人の中に、私の中にどうどうと流れているのかと思うと、気持ちが悪くなる。
せめて、過去を学び、過去の現実を受け止め、歩みを進めたいと思う。