近所の川に、ヌートリアが帰ってきた。
一時期、殺処分されたのか、全く姿を見なかったが、戻ってきていた。
毛皮利用のためにアメリカ大陸から連れてこられ、放たれた外来種。
水辺に暮らし、土手に穴を掘って暮らすので、ため池の決壊など治水にも悪影響を与えていると聞く。
彼らも今年の大雨や台風で家族を失ったのだろうと思うと、心が傷む。
アメリカから無理やり連れてきたのも人間。
害獣と言って捕まえて殺すのも人間。
刹那的で無分別な人間の所業は、なんとかならないものだろうか...。